陸上大会でベストを出すために抑えておきたい５つの要点【中学生】

2019年2月20日 2019年2月20日 5分36秒

初めて陸上大会に中学生や高校生にとって陸上大会でベストを出せずに終わってしまうということはとても悲しいことです。

できればベストを出しきって、自己記録を更新したり、決勝に進んだりすることが理想だと言えます。

そんな初めて陸上大会に出場する上で抑えておきたい５つの要点を抑えてもらってベストを出し切ってもらうために紹介していきます。

１．競技日程を確認する

陸上大会や駅伝においてレースの開始時刻だけが大切なわけではありません。

レースによって一次点呼、最終点呼が設定されており、一次点呼が競技開始時刻の1時間前、最終点呼が競技開始時刻の15〜30分前など設定されており、一次点呼では名前を呼ばれるところもあれば、名前にチェックを入れるところだけのところもあります。

最終点呼はユニフォームのゼッケンの確認だったり、大きい大会になれば、スパイクのピンなどの道具の確認もあります。なので、会場に到着したら、まずプログラムを確認して一次点呼や最終点呼などの時間を確認することが大切です。

ウォーミングアップの時間についても先ほど説明した競技時刻や一次点呼、最終点呼の時間を考えて時間の調整をしなければいけません。

時間を調整した上でウォーミングアップの内容や時間などを考えておく必要があります。

特に午前のレースに見られますが、ウォーミングアップをしっかりとしておかないと身体が重かったり、ケガにも繋がります。逆にウォーミングアップをやりすぎると、疲れてしまって集中力が失われてしまうので注意が必要です。

これは練習の中で事前に自分に合った大会同様のウォーミングアップを見つけておく必要があります。

これは競技を続けていく中で重要になってくるので、絶対に見つけておきましょう。

気温の変化に敏感になることが大切です。

暑いときは軽装をしてできるだけ身体に熱がたまらないようにすることや直射日光が強い場合には帽子をかぶったりしてできる限りウォーミングアップで疲れをためないようにしましょう。

逆に冬の大会の場合は身体が冷えてしまって身体が動かなくなってしまうことがあるので、厚手のジャージや手袋をして身体を冷やさないようにすることが必要です。長距離の場合、ｊｏｇのときは厚手のジャージでおこなって、流しや速い動きでのｊｏｇをするときは薄着でするなどすると良いです。

大会によって予選、決勝など一日に２レースあることがあります。

その場合、予選は余裕で上がれるからと力を抜いて走ってしまうと自分の調子を崩してしまうことがあるので、力があって余力を残しながらも自分のレースの戦術や力にあったレースをしましょう。

特に短距離走や800mの場合、次のレースでよいレースを獲得するためにも考えてレースをすることが大切です。

予選を余裕で通過しても、決勝のレースが本番なわけなので複数のレースに出場する場合はそのレースとレースの間の過ごし方やウォーミングアップの仕方に工夫が必要です。

暑い日のレースでは、直射日光の当たらない木陰で休んだり、アイシングやマッサージをしたりするなど次のレースでベストパウォーマンスができるように工夫をするようにしましょう。

事前にレースプランを考えておくと良いでしょう。前日の夜寝る前に考えておいたり、当時のウォーミングアップ中やレース前など理想のイメージをもってレースに臨みましょう。

レースプランを考える中で最初の1週目のタイムや通過タイムなどのプランを立てておくと良いです。

また予選通過ラインを狙ったり、上位を狙ったりするのであれば、集団から離れず、必ず勝てる自信がある位置でレースをしましょう。どのレースでも自分が必ず勝てる自信がある距離までにその位置に移動して最後は差すイメージです。

レースでは集団の内側に入ってしまう（ポケットされた）状態になってしまうと、前の選手が転んでしまったり、先頭がペースを上げた際に遅れてしまいます。なので、ポケットされない位置でレースを進めることが大切です。

中高生の1500mや3000mについても書いていますので、参考にしてください。