上の続きです。
前回、目標達成するための考え方についてお話ししましたが、実際にはいきなり出場して結果を残す人がいます。
なぜそのような結果を出すことができるのでしょうか。
それはこれまでの経験が少なく、良い記憶や悪い記憶がないので、いきなり出場して結果を残すことがあります。
実際、初めてマラソンを走る人がいますよね。
その人は「マラソンは長い」とか「後半、脚が重くて動かなくなる」という経験がないので、どんどん前半から突っ込むことができます。
私もマラソンを初めて走ったときは、記録としては2時間40分でしたが、「後半もなんとか動くでしょ」と軽い気持ちで臨みました。
前半、3分30秒のペースで20kmで走れましたが、残り半分は4分~5分程度かかり、かなり苦しかった経験があります。
それでも、前半から積極的に走ることができてある程度の記録で走れたのは、経験がなく悪い記憶というものがなかったからです。
起業家でも実際にいる20代や30代で上場させてしまうような人たちなど、その部類に入るにではないでしょうか。
では、どうすれば良い記憶だけ残しておくことができるのでしょうか。
それは次にあげるつの方法を実践してみてください。
目標を明確に
目標を立てることは簡単できます。
しかし、目標を立てる中で、できないことが頭の中で浮かんでくることがあります。そんなイメージを持つことは、目標を達成する上でのブレーキになってしまいます。そんなイメージを持たないためにも大きな目標をクリアすることが「できる」ために小目標をいくつも設定して実現できる明確なプランニングを立てていく必要があります。
例えば、「3か月後のマラソンで3時間を切りたい」と大きな目標を立てた場合、そのためには3時間を切って走れる力をつける必要があります。
3か月後に3時間を切って走る力をつけるためには、
- 1ヵ月前の目標
- 2か月前の目標
- 2か月前までの1週間前の目標
- 2ヵ月前までの2週間前の目標
- 3週間前までの3週間前の目標
と明確に目標を設定して、目標をクリアしていくことで、「できる」というイメージを掴みやすくなります。
近い「できる」目標からひとつづつクリアすることで、大目標をクリアすることができるという訳です。
昔、甲子園で鹿児島の神村学園が「や・か・ぜ」というスローガンを立てていました。
「や・か・ぜ」というのは「やればできる・かならずできる・ぜったいできる」ということばの頭文字3文字です。
このスローガンを立てたことで神村学園は甲子園初出場・準優勝という快挙を遂げました。
人間は昔、空を飛びたい。という目標から、飛行機を作ることができました。
これは「空を飛びたい」という目標から達成するためにどうすれば良いか小目標を取り組んで、飛行機を作ることができた結果です。
人間は目標を立てて実現させてきた動物です。
できないことはありません。
それを考えて行動することが、大事です。
その気持ちを思い、持ち続けることを考えていくようにしてください。
目標記録を達成するために必要なことその2をお話ししましたが、今後もこのことに関して、どんどん話をしていきますので、よろしくお願いいたします。