調子がいい時ほどケガをすることありますよね。
私も練習してもふくらはぎの肉離れや膝痛やシンスプリント、腸脛靭帯炎、足底筋膜炎などいろんなケガをしてきました。
継続して練習したくでも、ケガをしてしまい、歯がゆい日々を送っています。
2017年の株式会社アールビーズの「ランナー世論調査2017」のランニングを継続する上での悩みTOP10で男女ともに上位になったのが「ランニングによるケガ」が第1位になっています。
いろんなサイトをみると6割以上のランナーが「ランニングによる痛みを抱えている」ようです。
この調査の中でランニングによって「痛み」を抱えているランナーのうち、特に現在、痛みのないランナーは約38%です。
2016年には痛みのないランナーは34%、2017年は38%でこの値をみると一年間で全ランナーのうち4%しか痛みを改善できた人がいないことがわかります。
その4%のなかには、少し前までは痛かったけれど今は痛みが改善されていて痛みがない状態のランナーも含まれるでしょうから、実際の値はもっと4%から少なくなるかもしれません。
いままで私は陸上競技を10年以上していて、スポーツ医学などを勉強してきましたが、痛みの原因や治し方など理解してきたつもりでした。念のため病院に行っても理解している診断結果を受け取っただけで、痛みがなくなっても同じ場所が痛くなったり、かばってしまって他の部位が痛くなったりする現状でした。
こんなランナーの方が多いのではないでしょうか?
でなければ、6割以上のランナーが「痛み」が悩みにならないはずですよね。
それは「痛みの本質」をよく理解していないからでしょうか。
痛みの本質を知るということは、トレーニング方法の理解や理想的なフォームの構築、ケガの予防などランナーの悩みに直結するものです。
「痛み」→「理想的なフォーム」→「トレーニング方法の構築」→「ケガの予防」はどれも繋がっています。
これから「痛みの本質」について解いていきたいと思います。
痛みの本質とは
現在、痛みのないランナーは痛みのないよう継続してトレーニングを行っていくことが、自己記録の更新や目標に大きく近づきますので、トレーニングを継続していくためにプラスになりますので、ぜひ読んでいっていただけたらと思います。
ケガの予防や治療としてストレッチをすることがあります。
先に言っておきます!
ストレッチを継続していてもケガのリスクは減りますが、絶対的な予防や治療にはなりません。
その他の治療で病院に行って薬を処方してもらう、カイロプラクティック、鍼灸、筋膜リリースなどその他にもいろいろな治療方法があると思います。治療を行ってくれる人は皆、プロがしてくれるので、完治することがあるかもしれません。
しかし、先ほどお話したアンケートの結果をみると治療が上手くいかず、6割以上のランナーが痛みに悩ませている人が多いのが現状です。
病院に行って、痛い部位を診断してもらうことがあると思います。
といわれることがあると思います。
仲のいい病院の先生に聞いたのですが、実は「治る」という言葉があいまいで動かない状態で痛みを消すことはできても、数週間、数か月後に元の痛みに戻る可能性があるということです。
いわゆる痛みを消すことができても、適切にケガの部位の根本的な治療をしなければ、意味がないということです。
世の中にはその治療に特化した医者がいるとはいるとは思いますが、全国でも多くはないでしょう。
肉離れになってしまった場合、とりあえずストレッチして鍼を打ちにいって、休むだけでは外面的な治療でしかありません。
そのような治療では、いずれ同じ部位で再発することがあるでしょう。
肉離れのケガについて皆さんはどのような理解をしていますか?
質問をしてみます。
多くの人が「筋肉が断裂してしまった」、「急に力いっぱい運動しすぎた」、「筋肉が硬いから」という答えが出るでしょう。
ではその自分で出た答えになぜ?を加えて質問をしていきましょう。
など自分が出した答えに「なぜ」と問いつめることができれば、痛みの本質を理解することができ、的確な治療についての答えを見つけ出すことができます。
このように痛みの本質を知ることができれば、痛みが出ても的確に治すことができ、ケガをしない身体になっていきます。
参考にした資料として紹介していきます。
痛み解消のための方法について詳しく書いています。
参考にさせていただきました。
何万人にも読まれているということで分かりやすく説明されています。