マラソンや陸上競技の練習をする中で40分jogや60分jogなど時間を決めて練習をすることや距離を決めて練習をすることがあると思います。
目次
時間を決めて練習するメリット・デメリット
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- 調子が良くも悪くも充分な有酸素能力を高めることができる。
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- 距離を走り切ることとは、違うきつさがあり、忍耐力を鍛えることができる。
距離を決めて練習するメリット・デメリット
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- ペースを決めて、走ることができる。
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- マラソンを想定して、スピードを上げたり、距離を増やすことでマラソンのイメージをつかむことができる。
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- 一人で距離を走る場合、気持ちが折れたときに途中で辞めてしまう。
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- ペースを上手く掴めない場合、練習の質が落ちてしまう。
そんなメリット・デメリットをどちらもより生かすことができる。
デメリットを克服するためにモチベーションを上げることができる道具がGPSウォッチです。
GPSウォッチにはどちらも生かすことのできる機能がいくつも備えられています。
タイム以外も記録してくれる。
タイムを測るだけではなく、さまざまなデータを記録してくれます。
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- 距離
- ペース
- 心拍数
- 走ったコース
- 高低差
- 最大酸素摂取量
- ストライド
- ピッチ
練習をする中で自分の状態を知ることができるので、便利ですよね。
1kmごとのラップタイムを測るように設定することもできますし、ラップのボタンを押せば、それまでの距離を測ることができます。
ペースでは、最大スピードを出したタイミングを保存してくれたり、オーバーペースを防止することができます。
心拍数が測れるということはトレーニング強度を把握することが可能となり、より効果的な練習が行えます。
また距離とペースを決めてインターバルトレーニングを設定できたり、練習には便利な機能がついています。
練習の管理をスマホですることができる。
練習メニューをわざわざノートに記録していく必要もありません。
トレーニングの内容をスマホやパソコンに転送することで、スマホで練習内容を管理することができます。
練習の管理の中で、自己記録の更新や目標を達成したときなど、バッチをくれたり、誉めてくれたりします。
目標のために頑張れますし、モチベーションも上げることができますね。
健康管理もしてくれる。
GPSウォッチの中には健康管理もしてくれる機能もあります。
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- 一日の歩数を記録してくれる。
- 起床時間や就寝時間も管理できる。
- 消費カロリーを計算してくれる。
- 血圧を測ってくれる。
いくつも健康管理ができる機能がついていて、ランニングをする中で痩せたかったり、状態を管理できるので確実に速くなるためにプラスの要素が多いです。
その他、スマホと連動していれば、メール、ライン、着信なども表示してくれるのでとても便利です。
そんなメリットが多いGPSウォッチですが、デメリットについてお話します。
GPSウォッチのデメリット
文章で書いていくのも見にくくなるので、箇条書きでまとめます。
- 普通の時計に比べて充電が必要になる。
- 普通の時計に比べて重量感がある。
- トラックで走るときなど距離のずれが生じる。
- 室内やトレッドミルでは距離を測れない。
- 普通のストップウォッチに比べて価格が高い。
普通の時計の場合、電池を2年ほど電池が持ちますが、GPSウォッチを使用した場合、電池が1週間持ちません。充電器で充電をする必要があります。
普通の時計に比べて、大きかったり、重量が気になります。慣れていけば、これは大丈夫です。
400mトラックで練習をする場合、10m~20m前後、距離にずれが生じます。
また室内やトレッドミルでは距離が上手く測ることができません。
ランナーに愛用されているSEIKOのスーパーランナーズは1万円前後で購入することができます。
セイコー SEIKO スーパーランナーズ STBF023 ブルー
しかし、GPSウォッチは2万円以上するものが多いです。
私が使用しているGPSウォッチはガーミンのForeAthlite920XTJは購入時、4万7千円でした。
現在は安くなっているものも多いので、次の項目を意識して購入してください。
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- 価格
- 機能
- 重量
- 大きさ
- メーカー
やはり安いに越したことはありません。しかし、安すぎると必要な機能がついていなかったり、時計が大きかったり重かったりします。
逆に高いものを購入していろんな機能がついていても、自分の必要な機能以外があっても宝の持ち腐れになります。
メーカーはおススメの4つがあります。
ガーミン(GARMIN)、スント(SUUNTO)、エプソン(EPSON)、トムトム(TomTom)の4つです。
4つのメーカーで価格が安く、おススメする商品を紹介します。
ガーミン(GARMIN)
ラップごとにバイブレーションと共に数値を教えてくれるように設定をすることができたり、オリジナルのメニューを組めたりとカスタマイズも柔軟で、かつ設定もしやすいのがガーミンのGPSウォッチの特徴です。
ランニングを科学的に検証したいランナーにおすすめできます。
スント(SUUNTO)
スントムービーといって、自分が走った履歴を3Dの動画で残してくれるので、SNS上で動画をシェアする人が多いので、SNSに自分の結果を表示したい方はおススメ。
設定がガーミンより難しいです。
エプソン(EPSON)
設定が複雑ではないため、GPSウォッチ初心者が活用するのに適しています。
いろんなデータをとりたいという方はガーミンやスントがおススメ。
トムトム(TomTom)
GPSの素早さと正確さを求めるなら、TomTomがおススメ。
操作性はシンプルで使いやすいが、機能を少なく絞り込んでいるためにデータ管理をしたい方は他がおススメ。
いろんな時計を調べてみて自分に合ったものを選択することが、これからトレーニングをする上で、モチベーションを高めることに繋がります。
ぜひ今回、購入を検討してみてはいかがでしょうか。