2018年6月22日(金)に第102回日本選手権男子10000mが行われました。
レース結果と1kmごとの先頭のラップタイム、レース展開について紹介していきます。
レース結果
順位 | No. | 選手名 | 都道府県 | 所属 | 記録 | 備考 |
1 | 101 | 大六野 秀畝 | 宮 崎 | 旭化成 | 28:30.66 | |
2 | 45 | 大西 一輝 | 東 京 | カネボウ | 28:34.25 | |
3 | 97 | 市田 孝 | 宮 崎 | 旭化成 | 28:34.61 | |
4 | 364 | 西山 和弥 | 群 馬 | 東洋大 | 28:35.72 | |
5 | 96 | 鎧坂 哲哉 | 宮 崎 | 旭化成 | 28:41.15 | |
6 | 99 | 村山 謙太 | 宮 崎 | 旭化成 | 28:42.46 | |
7 | 15 | 井上 大仁 | 長 崎 | MHPS | 28:42.91 | |
8 | 365 | 相澤 晃 | 福 島 | 東洋大 | 28:45.93 | |
9 | 43 | 青木 優 | 東 京 | カネボウ | 28:55.01 | |
10 | 47 | 平 和真 | 東 京 | カネボウ | 28:58.30 | |
11 | 186 | 栃木 渡 | 千 葉 | 日立物流 | 28:59.56 | |
12 | 72 | 早川 翼 | 愛 知 | トヨタ自動車 | 29:07.01 | |
13 | 66 | 河合 代二 | 愛 知 | トーエネック | 29:10.46 | |
14 | 185 | 浅岡 満憲 | 千 葉 | 日立物流 | 29:13.24 | |
15 | 200 | 中村 匠吾 | 東 京 | 富士通 | 29:57.05 | |
16 | 187 | 牟田 祐樹 | 千 葉 | 日立物流 | 30:19.50 | |
- | 172 | 佐藤 悠基 | 東 京 | 日清食品グループ | DNF | |
- | 94 | 鈴木 洋平 | 愛 知 | 愛三工業 | DNS |
1000mごとのラップタイム
スプリットタイム | ラップタイム | 先頭の選手 | ||
No. | 選手名 | |||
1000m | 2:51.00 | 2:51 | 15 | 井上 大仁 |
2000m | 5:40.00 | 2:49 | 96 | 鎧坂 哲哉 |
3000m | 8:32.00 | 2:52 | 96 | 鎧坂 哲哉 |
4000m | 11:27.00 | 2:55 | 15 | 井上 大仁 |
5000m | 14:21.00 | 2:54 | 96 | 鎧坂 哲哉 |
6000m | 17:15.00 | 2:54 | 15 | 井上 大仁 |
7000m | 20:12.00 | 2:57 | 15 | 井上 大仁 |
8000m | 23:05.00 | 2:53 | 101 | 大六野 秀畝 |
9000m | 25:49.00 | 2:44 | 101 | 大六野 秀畝 |
10000m | 28:30.00 | 2:41 | 101 | 大六野 秀畝 |
レース展開
7800mまで井上選手(MHPS)、鎧坂選手(旭化成)が先頭を積極的に引っ張る展開。
数人の選手が集団から離れたもののほぼ一団となってレースは展開しました。
7800m過ぎに大六野選手(旭化成)、大西選手(カネボウ)が抜け出して一騎打ちになりました。
2人の後ろには市田選手(旭化成)、西山選手(東洋大学)が2人を追う展開に。
残り1000mに入り、徐々に大六野選手が400m、800mを65秒とペースを上げ、大西選手を引き離します。残り200mを31秒で走り切り、レースを制しました。
今回の10000mは例年の残り800m程度でのスパート合戦ではなく、残り1200mからのロングスパートの展開で大六野選手がレースを制しました。
大六野選手は、サッカーの大迫選手と同じ鹿児島城西高校の出身です。
「大六野半端ない」と呼ばれる走りでしたね。
大六野選手は今後、マラソンに挑戦するようなので、日本代表として走って活躍してほしいです。