駅伝シーズンで一つやってみてほしいタスキ渡しの方法があります。

それは順天堂大学が伝統的におこなっている「順大渡し」です。

本来のタスキ渡しは、両手で次の走者に渡しやすいようにタスキを広げて渡すという下のような渡し方が一般的です。

順大渡しとは?

「順大渡し」と呼ばれる渡し方は、片手でタスキを下に垂らすようにして渡すという方法で、なぜ順天堂大学がこれで行っているかというと片手で渡すほうが両手で渡すより前でタスキを渡すことができるからです。

オリンピックにも出場した順天堂大学の塩尻和也選手のタスキ渡しが下のとおりです。

ぜひ駅伝で行ってみてください。

駅伝でのタスキ渡しのルール

第 6 条 中 継
1.中継線は幅 50 mmの白線で示す。たすきの受け渡しは、中継線 から進行方向 20m の間に手渡しで行わなければならず、中継線 の手前からたすきを投げ渡したりしてはならない。
第 2 部 競 技 会
第 4 条 コース
1.駅伝競走はコースとして定められた道路を走る。また、道路で ない場所を使うことができる。その場合も、走る区分を明示する。中継の着順判定およびタイムの計測は、前走者のトルソーが中 継線に到達した時とする。 〔参照 競技規則第 164 条 2〕
2.たすきを受け取る走者は、前走者の区域(中継線の手前の走路)に入ってはならない。また、たすきを渡した走者は直ちにコー ス外に出なければならない。
第 9 条 たすき
1.駅伝競走はたすきの受け渡しをする。たすきは布製で長さ 1m600 ~ 1m800、幅 6 cmを標準とする。
2.たすきは、必ず肩から斜めに脇の下に掛けなければならない。 3. たすきは必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない。
3.たすき渡しに際して、前走者がたすきを外すのは中継線手前 400m から、次走者がたすきをかけるのは中継後 200m までをお およその目安とする。
4. たすきをチームが持参する競技会では、事前に大会本部におい て承認を得なければならない。

ぜひとも参考にして、駅伝は「順大渡し」をしてみてください。

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