小学生や中学生の頃に学校の先生から、私は長距離を走る呼吸方法として「2回吸って、2回吐く」などと習ったことがありました。

皆さんはどのように習いましたか?

今も実践している人はいるかもしれませんが、呼吸方法は2回吸ったり、吐いたり、などと回数を決めてリズムよくするようにこだわる必要は実はないんです。。

そうなの?と思う方もいるかとは思いますが、これは事実です。

呼吸の方法というのは、普段、生活している呼吸の方法がベストです。

リズムよく呼吸をすることは、最初はいいかもしれませんが、後半きつくなると吸ったり吐いたりを繰り返すと十分に吸い込むことができずに酸素が入ってきません。

なので、理想は呼吸をしっかりと吐いて吸うことがベストです。

なぜしっかりと呼吸をすることが必要なのか?

1回の呼吸量を多くすることは、換気量を多くして、肺胞内に入った空気中の酸素が肺毛細血管によって拡散を効率よくできるようになり、二酸化炭素をうまく吐き出すことができるようになります。

酸素を体中に運ぶ役割をするのが、血液中のヘモグロビン(Hb)でヘモグロビンの値が血液検査の結果低い値だと、酸素が上手く運搬されなくなり、きつくなります。

ヘモグロビンには身体の組織代謝で生じた二酸化炭素も運搬して、肺に運んで呼吸で吐き出されます。

ちなみに酸素を含んでいる血液は動脈血で鮮赤色になり、二酸化炭素を含んでいる血液は静脈血で暗赤色になります。

貧血になるのは、ランニングをするうえで結構きついので、しっかりと食事などでならないようにしましょう。

貧血について書いていますので、参考にしてみてください。

それではランニング時の呼吸のコツについて説明していきます。

ランニング時の呼吸のコツ

ずばりポイントは!

呼気のみを意識

呼吸とは吸うことと吐くことを繰り返すものですが、呼気(吐き出す)を意識して呼吸をすると酸素をうまく取り入れることができます。やはりきつくなってくると呼気が上手くできずに、二酸化炭素を出し切れない状態になってしまいます。

きつくなったときほどしっかり吐きだす意識をしましょう。

しっかりと吐き出した後は吸気を意識しなくても必要な量の空気を吸い込むことができます。

ランニングをする際は、しっかりと息を吐くことを普段から意識してみると楽にランニングをすることができるので、やるしかないですね。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事