ランニングをしていて、大事なことは余裕をもって、力まずに走ることだと私は思います。
実際、走ってみて力んで走ってしまうと無駄な体力を遣ってしまって、気持ちよくランニングをすることができませんよね。
実際、テレビでマラソンのレースを見ていて、みんなペースは速くても力まずに走っていますよね。
本当に力まずに走ることって大事です。
今回は準備運動での脱力するための運動とレース中にできる腕の力を脱力する運動について紹介していきます。
目次
まず何で力まずに走らないといけないのか?
力が入っているほうが速く走れそうな気がしますよね。
短距離であれば、腕振りなどにも力が入っていても、100mなどの短い距離なので、体力が持つかもしれません。
でも、マラソンなどの長距離を走るときってずっと力んだまま走っていると絶対、体力持ちませんよね。
リラックスして力まず走ることがいいんです。
でも、なぜ力が入っているといけないのかまず説明をしていきます。
簡単に説明すると自分の腕で力こぶを作るように曲げ伸ばしをしてみてください。
自分の腕を曲げ伸ばしするときに最初は腕全体に力を入れて力こぶを作るとすごく疲れますよね。
それが自分の足だと思って、そうやって走るとすぐに足が疲れると思います。
力を入れている分、体力も消費してしまいます。
ランニングで考えると力を入れて走ると思った以上に速く足が動かないので、進んでいないということを実感するのではないでしょうか。
腕で力こぶを作る曲げ伸ばしをするとき曲げるときに上腕二頭筋だけに軽く力を入れるだけで力こぶはできますし、疲れませんよね。
この方法であれば、何度も力こぶをつくることができます。
つまり、そういうことです。
長距離を走るときは、必要なところに必要なだけ力をいれることで、走るものなのです。
それを意識して、脱力して必要なときに力をいれるほうが、意外と速くランニングすることができます。
それを理解した上で次の準備運動を取り入れてください。
ランニング前の準備運動
腕、腹筋、背筋、足と全体的に一気に伸ばすストレッチです。
方法として、両足を肩幅に開いて両手を組んで、手のひらを上に向けて、真っすぐに上に伸びをします。
伸ばすときに意識することとして
ランニング中に脱力させる方法
先ほど紹介した方法は準備運動のときにできる方法でしたが、実際に力が入るのは、ランニング中ですよね。
特にランニング中には腕に力が入ってしまいます。
箱根駅伝などでもたまに見ることができますが、腕をぶらーっと下におろすだけでも十分にリラックスできます。
しかし、ここからもっと脱力させる方法として、ぶらーっと腕をおろした状態から肩を上に大きく上げて、肩に力をあげている状態からストンと一気に力を抜いて、おろします。
このときもしっかりと呼吸をするようにするとよいでしょう。
この方法で肩の力を脱力することができます。
まとめ
やはり脱力をすることを意識していないと力が入ってしまいます。
日頃から脱力を意識して行うことで
- ランニングが楽に走れる。
- 速く走ることができる。
などメリットも大きいので、意識してランニングして楽しくランニングライフをしていきましょう!!
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がんばらないで楽に長く走る 痛み・故障ゼロ! /学研パブリッシング/鮎川良