いろいろな質問サイトでマラソンのトレーニングでLSDというのがありますが、どんな練習なのか。どんなペースで走れば良いのか。など疑問に思っている人が多いのが、LSDです。アルファベットで3文字なので、初めて見た方はまず分からないと思います。
そんなLSDについて、これから紹介していきます。
LSDとは「Long Slow Distance」の略であり、トレーニング内容も意味のとおりゆっくりと長い距離を走るトレーニングの事です。
LSDはジョギングとは何が違うの?とお思いの方はいると思いますが、LSDには初心者から中級者までには、ゆっくりと長い距離を走ることによる「スタミナ強化」の一面もあり、上級者には「疲労回復促進」するための練習でもあります。
トレーニングの中でスピード練習をした次の日にLSDをすることでスピード練習の疲労回復が早くなります。また大学などでは、スピード練習と次の日のLSDをセットで考えているぐらい大事なトレーニングです。
練習方法って?
LSDではジョギングと何が違うのか分からないとお思いの方もいると思います。
LSDは、ゆっくりと会話ができるぐらいの一定のペースで、最初から最後まで走るというものです。
ジョギングは、会話するにはちょっと速いかなと思うぐらいのペースで後半ペースを速くしたり、遅くしたりするようなペースが一定ではないときはジョギングの認識でいいと思います。
具体的にペースは5分や6分と決めて行うのではなく、話せるぐらいの会話ができるぐらいのペースを自分の感覚で決めて走ることが大事です。
注意すること
注意することとして、先ほども述べましたが、ペースは疲労回復の意味もあるので、会話できるぐらいのゆっくりとしたペースを意識してください。感覚を大事にしましょう。
またゆっくりのペースで走るときのフォームは意識しないでいると、腰が落ちて悪いフォームになってしまいます。LSDで走っている時間もいいフォームを意識するようにしましょう。
ランニングフォームの改善についても書いているので、参考にしてみてください。
またLSD終了後にウィンドスプリントをしてフォームを調整して、トレーニングを終了すると次のトレーニングにつながります。
これからマラソンなどを走っていく中で必要なトレーニングなので、ぜひ理解してトレーニングをするようにしましょう。
これからも陸上競技やマラソンに関する記事を書いていきますので、よろしくお願います。
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